2014年 06月 05日
20数年ぶりの作詞?
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さて、ライブ情報でもご紹介しておりますように、7月12日(土)は東京原
宿にございます「クエストホール」にて、宮北結僖さんの一人芝居、「ユタと不
思議な仲間たち」の音楽を担当いたします。演奏はもちろんのこと、作曲も全て
私穴澤によるもの…。
実は今回の演目、既に昨年4月に大分で初演しておりますが、さらにバージョ
ンアップした形でお届けすることになりそうですね。台詞の追加や演奏者の追加
など、色々な点で…。そしてそして、なんとここだけの話(?)、ラストシーン
では宮北さんが歌うことになりそうなのですよ♪
元々この演目のラストシーンでは、「共助(私にできること)」を演奏してお
りました。曲の前半は、それに合わせて宮北さんの台詞が入り、後半は演奏が残
るという形でした。
ところが、先月の打ち合わせで、「この後半部を歌にしたい」とのご提案が宮
北さんからございましてね。それも、なっ、なっ、なんと、その作詞を私穴澤に
依頼するという無茶ブリ…。そのとき飲んでいたベトナムビールの酔いは、急激
に冷め、さらに凍りついてしまいましたですよ。
ファンクラブサイト内の「穴澤雄介年表」にも載せておりますが、私は高校時
代、ほんの少しだけシンガーソングライターの真似事みたいなことに挑戦してみ
たりもしたのですけどね。そのとき、自分の作詞能力の無さを悟りまして…。そ
れ以来、作詞に手を出したことはありません。ですから正直、「そりゃあ無理で
しょう」と即座に感じました。
ご存じの方も多いでしょうけど、「共助(私にできること)」にはヴォーカル
の椿れいさんがご自身で歌詞をつけ、昨年CD化もされています。もちろん宮北
さんに、その詞で歌ってもらうということもできるわけですが…。
けれども、この企画を成功させるためには、新たに作詞をする必要性があるだ
ろうと、私は直感的に思いました。なぜなら、宮北さんの「歌にしたい」という
ご提案には、単なる「歌いたい」という欲求ではなく、「より伝えるために歌の
力を信じてみたい」という願いがこめられていると感じたからです。
多くのミュージカルで、物語を総括するような、あるいは続きを連想させるよ
うな、劇中には出てこなかったエンディングのための歌が用いられているように
、今回の一人芝居の物語に内在するメッセージをより伝えたいならば、歌で語り
かけるという手法は最良なのかもしれません。そこで…、私はかなり重い腰を上
げ、20数年ぶりの作詞作業に着手したのであります。以下の三つの点を意識し
ながら…。
1.この物語を振り返り、内容を心に刻み込めるように。
2.「学校公演でもこの演目を行いたい」という宮北さんの希望があるため、子
供たちにもわかりやすい言葉で。
3.この曲の元々のコンセプト、東日本大震災の復興にもつながる内容に。
そして、私が歌を作曲する上で最も大切にしている、「言葉自体が持つメロデ
ィーやリズムに逆らわない」という姿勢を守るため、反対に曲のメロディーやリ
ズムに逆らわない言葉を慎重に探して作詞しました。
何しろ慣れない作業だったこともあり、短い歌詞にも関わらず、かなりの時間
を費やしましたが、どうにか完成しました。先日、恐る恐る宮北さんに、その歌
詞と仮歌の音源をメールで送信してみたところ、
「早速3回も歌ってしまいました。すごく素敵な歌詞で、歌いながら涙が流れそ
うになりました。」とのお返事が…。やれやれ、一安心でございました。
さあ…、そんな私穴澤の20数年ぶりの力作(?)もお楽しみいただけるこの
作品、ぜひ多くの方々にご覧いただきたいと存じます。お待ちしています!!
■~言響物語 一人芝居
「ユタと不思議な仲間たち」~
日 時・2014年7月12日(土)
昼の部15:00~ 夜の部19:00~
会 場・「原宿クエストホール」 http://www.quest-hall.or.jp/
東京都渋谷区神宮前1-13-14
電 話・03-3470-6331
交 通・東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅より徒歩1分
料 金・大人=6,000円 子供=3,000円
その他団体割引あり(詳しくはお申込みページより)
申 込・http://www.genkyo.net/seminer/workshop140712/
出 演・宮北 結僖(一人芝居)
穴澤 雄介(ヴァイオリン)
野田 正純(ピアノ)
高木 將雄(パーカッション)
Myu↑(みゅう)(ライブアート)
*ドラマや舞台に多数ご出演されている女優、宮北結僖さんの一人芝居とのコラ
ボ作品です。音楽は全面的に穴澤自作曲となっております。宮北さんとは10年
以上、様々な作品を完成させてきましたが、この「ユタと不思議な仲間たち」は
一番の力作です。とてもおすすめの内容ですので、ぜひぜひ遊びにおいでくださ
い!!
宿にございます「クエストホール」にて、宮北結僖さんの一人芝居、「ユタと不
思議な仲間たち」の音楽を担当いたします。演奏はもちろんのこと、作曲も全て
私穴澤によるもの…。
実は今回の演目、既に昨年4月に大分で初演しておりますが、さらにバージョ
ンアップした形でお届けすることになりそうですね。台詞の追加や演奏者の追加
など、色々な点で…。そしてそして、なんとここだけの話(?)、ラストシーン
では宮北さんが歌うことになりそうなのですよ♪
元々この演目のラストシーンでは、「共助(私にできること)」を演奏してお
りました。曲の前半は、それに合わせて宮北さんの台詞が入り、後半は演奏が残
るという形でした。
ところが、先月の打ち合わせで、「この後半部を歌にしたい」とのご提案が宮
北さんからございましてね。それも、なっ、なっ、なんと、その作詞を私穴澤に
依頼するという無茶ブリ…。そのとき飲んでいたベトナムビールの酔いは、急激
に冷め、さらに凍りついてしまいましたですよ。
ファンクラブサイト内の「穴澤雄介年表」にも載せておりますが、私は高校時
代、ほんの少しだけシンガーソングライターの真似事みたいなことに挑戦してみ
たりもしたのですけどね。そのとき、自分の作詞能力の無さを悟りまして…。そ
れ以来、作詞に手を出したことはありません。ですから正直、「そりゃあ無理で
しょう」と即座に感じました。
ご存じの方も多いでしょうけど、「共助(私にできること)」にはヴォーカル
の椿れいさんがご自身で歌詞をつけ、昨年CD化もされています。もちろん宮北
さんに、その詞で歌ってもらうということもできるわけですが…。
けれども、この企画を成功させるためには、新たに作詞をする必要性があるだ
ろうと、私は直感的に思いました。なぜなら、宮北さんの「歌にしたい」という
ご提案には、単なる「歌いたい」という欲求ではなく、「より伝えるために歌の
力を信じてみたい」という願いがこめられていると感じたからです。
多くのミュージカルで、物語を総括するような、あるいは続きを連想させるよ
うな、劇中には出てこなかったエンディングのための歌が用いられているように
、今回の一人芝居の物語に内在するメッセージをより伝えたいならば、歌で語り
かけるという手法は最良なのかもしれません。そこで…、私はかなり重い腰を上
げ、20数年ぶりの作詞作業に着手したのであります。以下の三つの点を意識し
ながら…。
1.この物語を振り返り、内容を心に刻み込めるように。
2.「学校公演でもこの演目を行いたい」という宮北さんの希望があるため、子
供たちにもわかりやすい言葉で。
3.この曲の元々のコンセプト、東日本大震災の復興にもつながる内容に。
そして、私が歌を作曲する上で最も大切にしている、「言葉自体が持つメロデ
ィーやリズムに逆らわない」という姿勢を守るため、反対に曲のメロディーやリ
ズムに逆らわない言葉を慎重に探して作詞しました。
何しろ慣れない作業だったこともあり、短い歌詞にも関わらず、かなりの時間
を費やしましたが、どうにか完成しました。先日、恐る恐る宮北さんに、その歌
詞と仮歌の音源をメールで送信してみたところ、
「早速3回も歌ってしまいました。すごく素敵な歌詞で、歌いながら涙が流れそ
うになりました。」とのお返事が…。やれやれ、一安心でございました。
さあ…、そんな私穴澤の20数年ぶりの力作(?)もお楽しみいただけるこの
作品、ぜひ多くの方々にご覧いただきたいと存じます。お待ちしています!!
■~言響物語 一人芝居
「ユタと不思議な仲間たち」~
日 時・2014年7月12日(土)
昼の部15:00~ 夜の部19:00~
会 場・「原宿クエストホール」 http://www.quest-hall.or.jp/
東京都渋谷区神宮前1-13-14
電 話・03-3470-6331
交 通・東京メトロ千代田線・副都心線明治神宮前駅より徒歩1分
料 金・大人=6,000円 子供=3,000円
その他団体割引あり(詳しくはお申込みページより)
申 込・http://www.genkyo.net/seminer/workshop140712/
出 演・宮北 結僖(一人芝居)
穴澤 雄介(ヴァイオリン)
野田 正純(ピアノ)
高木 將雄(パーカッション)
Myu↑(みゅう)(ライブアート)
*ドラマや舞台に多数ご出演されている女優、宮北結僖さんの一人芝居とのコラ
ボ作品です。音楽は全面的に穴澤自作曲となっております。宮北さんとは10年
以上、様々な作品を完成させてきましたが、この「ユタと不思議な仲間たち」は
一番の力作です。とてもおすすめの内容ですので、ぜひぜひ遊びにおいでくださ
い!!
by anazaway
| 2014-06-05 01:01